にんにくペーストで手軽ににんにく料理を楽しもう！自家製ペーストの作り方も解説！

健康を意識し、手軽に免疫力を高めたいと考えている方にとって、にんにくペーストはすぐに手を付けられる調味料として有能です。

そこで、今回の記事では、にんにくペーストについて、生にんにくとの違いやメリット・デメリット、そして自家製にんにくペーストの作り方をご紹介します。

にんにくペーストと生にんにくは何が違う？

「にんにくペースト」と「生にんにく」は、どちらも免疫力アップに効果が期待できますが、それぞれに特徴があります。

ここでは、添加物・塩分濃度・賞味期限・香と味の4つの観点から、にんにくペーストと生にんにくの違いをご説明します。

添加物

にんにくペーストには、保存料や食塩などの添加物が含まれている場合が多いです。
一方、生にんにくをすりおろす場合は、添加物は含まれません。
添加物は、体への影響が懸念されるため、気になる方はできるだけ避けることをおすすめします。

塩分濃度

にんにくペーストは、生にんにくに比べて塩分濃度が高い傾向にあります。
塩分過多は、高血圧や心臓病などのリスクを高める可能性があるため、健康面への影響も考慮する必要があります。

賞味期限

にんにくペーストは、生にんにくに比べて賞味期限が長い点で優れています。
加えて、生にんにくは、冷蔵庫で保管しても1〜2ヶ月ほどで傷んでしまうため、使い切るのが難しい可能性も否めません。

長期保存を考えている方は、常温で保存できるものもある、にんにくペーストがおすすめです。

香りと味

にんにくペーストは、生にんにくに比べて香りが弱く、味がマイルドです。
これは、加工過程で香りが飛んでしまうことや、塩分や添加物が加えられることなどが原因です。
より強い効果と風味を求めるなら、生にんにくがおすすめです。

にんにくペーストのメリット・デメリット

ここでは、にんにくペーストのメリットとデメリットを生にんにくと比較しながら解説します。

メリット

生には劣るがアリシンが含まれる

にんにくペーストは、100%のにんにくではありませんが、生にんにくに含まれているアリシンも含まれています。
アリシンは、抗酸化作用や免疫力向上効果、血行促進効果などが期待できる成分です。

ただし、生にんにくに比べてアリシンの含有量は少ないため、効果は劣ります。

手間なくすぐに使える

生にんにくは、下処理に時間がかかるため、忙しい方には負担が大きくなってしまいます。

その反面、にんにくペーストは、皮をむいたり、みじん切りにしたりする必要がなく、そのまま使えるため、忙しい方でも手間なく使える点が魅力的です。

賞味期限が長い

にんにくペーストは、生にんにくに比べて賞味期限が長く、保存しやすいメリットがあります。
先ほども述べたように、生にんにくは冷蔵庫で保存しても1〜2ヶ月ほどで傷んでしまうため、使い切るのが難しい場合があります。

一方、にんにくペーストは、常温で保存できるものもあり、長期間保存が可能です。

分量を調節できる

1片ごとに使う必要があり、量の調整が難しい生にんにくに比べて、にんにくペーストは、チューブタイプであることが多く、必要な時に必要な量だけ絞り出して使えます。

デメリット

食べすぎると体調不良になる可能性がある

にんにくペーストは、生にんにくに比べて塩分や添加物が含まれているため、食べすぎると胃腸の負担が大きくなり、消化不良や下痢などの症状を引き起こす可能性があります。

また、塩分の摂りすぎは、高血圧などの健康問題を引き起こす可能性もあることから、日常的に塩分量を控えている人や内臓機能に問題のある方にはおすすめできません。

免疫力アップなどを狙って食べると効率が悪い

にんにくペーストは、生にんにくに比べてアリシンの含有量が少なく、効果が劣るため、免疫力アップを目的として食べる場合は、効率が悪いといえます。

そのため、より効果的に免疫力を高めたい場合は、生にんにくを食べることをおすすめします。

自家製にんにくペーストの作り方

市販のにんにくペーストは、添加物が気になる方もいるかもしれません。
そんな方は、自分でにんにくペーストを作ってみましょう。
自家製にんにくペーストは、材料を厳選できるため、安心安全に食べられます。

ここでは、誰でも簡単に作れる自家製にんにくペーストの作り方を紹介します。

材料

・にんにく　2〜3個
・オリーブオイル　適量

にんにくの量は、お好みで調整してください。

作り方

1:にんにくの皮をむき、水洗いして水気を切る。
2:にんにくをフードプロセッサーまたはミキサーに入れて、ペースト状になるまで撹拌する。
3:ペースト状になったら、オリーブオイルを加えてさらに撹拌する。
4:オイルが全体に混ざり、なめらかになったら完成。

お好みで、塩やレモン汁を加えても美味しくなります。

保存方法

清潔な瓶に、作ったにんにくペーストを入れ、オリーブオイルを表面に張るように注ぎます。
冷蔵庫で保存すれば、約1週間は美味しく食べられます。
より長く保存したい場合は、冷凍保存も可能です。

まとめ

にんにくペーストは、少量からにんにくを食べたい方におすすめの調味料です。
効果は生にんにくには劣るものの、簡単に扱えることから手間をかけたくない方にも使っていただけます。
添加物が気になる方は、市販のものに比べて添加物が少なく、安心安全に食べられる自家製にんにくペーストづくりに挑戦してみてください。

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