古くから薬効があるとされ、スタミナアップや疲労回復・風邪予防など、さまざまな効果が期待されている「にんにく」。
近年では、二日酔い予防の効果も注目されています。
そこで、今回の記事では、にんにくを使った簡単なおつまみレシピと二日酔いへの効果、そして摂取量についてをご紹介します。
にんにくを使った簡単おつまみレシピ
ここでは、お酒の席にピッタリな、にんにくを使った簡単おつまみレシピを紹介します。
どれも簡単に作れるものばかりのため、ぜひ試してみてください。
にんにくのホイル焼き
ごま油の風味が食欲をそそる、にんにくのホイル焼きは、お酒の進む定番のおつまみです。
ホクホクしたにんにくの食感と香りがたまらない美味しさです。
材料(2人前)
・にんにく:8片
・ごま油:大さじ2
・塩:小さじ1/4
・粗挽き黒こしょう:小さじ1/4
作り方
1.にんにくの根元を切り落とし、半分に切り、芽を取り除きます。
2.アルミホイルに1、ごま油、塩、粗挽き黒こしょうをのせ、包みます。
3.天板にのせ、オーブントースターで15分ほど焼き、器に盛り付けたら完成です。
ガーリックたっぷり簡単焼きナス
とろっとした食感の焼きナスに、にんにくの風味をしっかり効かせた、簡単焼きナスは、ご飯にもお酒にもよく合います。
七味唐辛子と醤油をかけることで、ピリッとした辛さと醤油の香ばしさがアクセントになり、食欲をそそります。
材料(2人前)
・ナス:3本
・にんにく:2片
・サラダ油:大さじ2
・醤油:小さじ1
・七味唐辛子:小さじ1/2
・小ねぎ(小口切り):適量
作り方
1.ナスはヘタを切り落として、5mm幅の斜め切りにします。
2.にんにくは薄切りにします。
3.フライパンにサラダ油と2で薄切りにしたにんにくを入れ、弱火で熱し、色付いたら取り出します。
4.同じフライパンに1のナスを入れ、焼き色がつくまで焼きます。
5.焼きナスに醤油と七味唐辛子ををかけ、小ねぎを散らしたら完成です。
こんにゃくのピリ辛ガーリックステーキ
こんにゃくは低カロリーで食物繊維豊富のため、ダイエット中の方にもおすすめです。
ピリ辛な味付けが食欲をそそり、お酒が進む一品です。
材料(2人前)
・こんにゃく(板):1枚
・にんにく:1片
・豆板醤:小さじ1/2
・コチュジャン:小さじ1/2
・醤油:大さじ1
・ごま油:大さじ1
・お好みで、ネギ、・糸唐辛子などを添えて
作り方
1.こんにゃくは軽く水気を切って、食べやすい大きさにカットします。
2.フライパンにごま油とみじん切りにしたにんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら豆板醤とコチュジャンを加えて炒めます。
3.2にこんにゃくを加えて炒め、醤油で味付けします。
4.お好みの焼き加減になったら、器に盛り付け、ネギや糸唐辛子などを添えて完成です。
にんにくは二日酔いに効果がある!
ここでは、にんにくが持つ効果が二日酔いにどのような影響を与えるかについてご説明します。
アルコールの分解で不足したビタミンB1を補える
肝臓がアルコールを分解する際には、体内のビタミンが消費されます。
その中でも、ビタミンB1は体内への吸収性が低く、不足しがちな栄養素です。
ビタミンB1が不足すると、二日酔いの翌日に疲労感が残ったり、食事をしても疲れが改善されなかったりと、体調不良に繋がります。
黒にんにくは、ビタミンB1を豊富に含み、さらに、ビタミンB1と結合する性質を持つため、体への吸収率を高める効果も期待できます。
アルコールの分解で発生した活性酸素を抑えられる
肝臓では、アルコールを分解する際に、活性酸素と呼ばれる物質が発生します。
活性酸素は、大量に発生すると肝臓を攻撃して、アルコールの分解を妨げてしまい、二日酔いの原因となることがあります。
黒にんにくには、活性酸素を抑え込む抗酸化物質が豊富に含まれています。
そのため、黒にんにくを摂取することで、活性酸素の発生を抑え、肝機能を守り、二日酔いを予防する効果が期待できます。
にんにくをおつまみにするのなら摂取量に注意!
美味しいにんにく料理をたくさん食べたい気持ちはよく分かりますが、食べ過ぎには注意が必要です。
にんにくの1日の推奨摂取量
生の場合は、1片(約5~10g)、加熱したものであれば2~3片が目安です。
胃腸が弱っている時や体調が優れない時は、さらに摂取量を減らすことが推奨されています。
また、空腹時ににんにくを摂取すると胃に負担がかかる可能性があるため、食事と一緒に食べるようにしましょう。
にんにくの臭いと体臭
にんにくを食べると、特有の臭いが体から発生することがあります。
これは、にんにくに含まれるアリシンが体内で分解され、その過程で発生する硫化物が体臭となるためです。
にんにくの臭いを抑える対策としては、食前に牛乳を飲むことが効果的です。
牛乳に含まれるタンパク質が、アリシンと結合することで、臭いの発生を抑える効果が期待できます。
また、りんごジュースも効果的です。
りんごに含まれるリンゴ酸は、有機酸の一種で、アリシンを分解する作用があります。
加熱による成分の変化と効果への影響
にんにくに含まれるアリシンは、強い殺菌作用を持つ一方で、胃を刺激する作用もあります。
しかし、加熱することで、アリシンの量が減少し、胃への負担が軽減されます。
そのため、胃が弱い人や、にんにくの刺激が強すぎると感じる人には、加熱調理したにんにくを摂取することをおすすめします。
炒めたり、素揚げにしたりすることで、にんにくの香りと効果を楽しみつつ、胃への負担を抑えられます。
まとめ
この記事では、お酒に合うにんにくを使った簡単おつまみレシピを紹介しました。
にんにくは、二日酔い予防効果も期待できる食材です。
1日の推奨摂取量を守り、美味しく健康的ににんにく料理を楽しみましょう。
今回の記事を参考に、楽しいお酒の場を作り上げていただければ幸いです。
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ぜひ、美味しいにんにくでお料理を楽しんでください。