美容や健康増進に効果が期待できることから、近年黒にんにくが高く注目されています。
しかし、黒にんにくに興味はあるものの「食べ方がよくわからない」「副作用が心配」といった不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、黒にんにくに含まれている栄養成分やおすすめの食べ方、保存方法などを詳しく紹介します。美容や健康のために黒にんにくを食べたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
たまに「黒にんにくの種を売ってほしい」というお問い合わせをいただくことがありますが、黒にんにく専用の種は存在しません。
実は、にんにくと黒にんにくは同じにんにくです。
高温多湿の環境でにんにくを1か月ほど熟成させ、黒色に変化したにんにくのことを、一般的に「黒にんにく」といいます。
また、黒にんにくに熟成させると、美容や健康増進に効果が期待できる「アルギニン」や「S-アリルシステイン」、「プロリン」などの栄養成分の含有量が増加します。
さらに、にんにく特有の刺激臭は熟成の過程でほとんどなくなるため、口臭の原因になることもありません。
そのため、にんにく特有の刺激臭が気になる方であっても、安心して食べられます。
2006年3月に、元国立弘前大学医学部保健学科の佐々木甚一教授は「黒にんにくには、人間が本来もつ、さまざまな機能を活性化させる作用がある」と発表しました。
この発表によって、黒にんにくが美容や健康増進に効果が期待できることが注目されるようになり、結果的に黒にんにくは日本のみならず世界的に広まりました。
その勢いはとどまることがなく、今もなお、アジア圏やアメリカ、ヨーロッパなどへ広がりを見せています。
なお、黒にんにくの効果を測定するために、佐々木甚一教授が実施した動物実験の結果は世界的にも高く評価されており、海外で行われる学会発表にも招聘を受け登壇しています。
特に、平成18年3月に多くのメディアで発表されたマウス実験は、黒にんにくに秘められている力を証明する実験として、世界中から注目されました。
佐々木甚一教授によって解明された
黒にんにくパワーは
トップ紙面で話題になりました。
黒にんにくとにんにくは、もとは同じにんにくではあるものの、さまざまな違いが存在します。
主な違いを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
黒にんにくとにんにくの最大の違いは、栄養成分の含有量にあります。
にんにくから黒にんにくに熟成させることで、含有量が増える主な栄養成分は以下のとおりです。
黒にんにくに熟成させることで含有量が増える主な栄養成分
にんにくは、刺激性のある風味を特徴としているため「黒にんにくも刺激が強いのではないか」「胃がもたれそう」といった印象をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、黒にんにくには刺激臭はほとんどなく、フルーティで甘酸っぱい風味を特徴としているため、食後に口臭が残ることや胃もたれが起こることもほとんどありません。
そのため、お出かけ前や胃腸が弱い方であっても、安心して食べられます。
なお、岡崎屋の黒にんにく「純黒にんにく」は甘さを強調して作っているため、甘酸っぱい風味が苦手な方であっても安心してお召し上がりいただけます。
みずみずしくフレッシュな食感を特徴としたにんにくとは異なり、黒にんにくはしっとりとした柔らかい食感を特徴としています。
ドライフルーツのような感覚で食べられるため、歯が生えそろっていない小さなお子さまや、歯が弱っている高齢の方であっても、おいしく食べられます。
黒にんにくのおすすめの食べ方には以下のような方法があるため、ぜひ参考にしてみてください。
黒にんにくは、刺激臭がほとんどなく、胃腸への刺激も少ないため、皮を剥いてそのまま食べられます。
黒にんにくを手軽に食べたいとお考えの方はもちろんですが、素材の風味を楽しみたい方や、なるべく摂取カロリーを抑えたいとお考えの方にもおすすめの食べ方です。
黒にんにく特有の甘酸っぱい風味は、料理の味を引き立てます。
細かく刻んで、サラダや炒め物などの料理にアクセントとして加えるだけで、普段の料理がいっそうおいしくなるでしょう。
黒にんにくの皮を茶こしに入れて、お湯を注いで軽くかき混ぜると、黒にんにくの風味が味わえるお茶に早変わりします。
黒にんにくの皮に含まれる、ポリフェノールをはじめとした健康や美容によいとされる栄養成分を摂取できます。
中身はもちろんですが、皮まで有効活用できるという点は嬉しいですよね。
黒にんにくは「発酵黒にんにく」や「熟成黒にんにく」、あるいは「熟成発酵黒にんにく」とよばれることもありますが、実は高熱によって黒くなるわけではありません。
にんにくに含まれる糖質とアミノ化合物(アミノ酸やたんぱく質など)が、高温下で化学反応を起こす「メイラード反応」によって、黒にんにくはできあがります。 黒にんにく以外の食品では黒ビールや食パンの耳、味噌なども、この反応によって黒色に変化します。 なお、このメイラード反応には、ビフィズス菌や乳酸菌のような菌類は介在しません。
現在では多くの会社から黒にんにくが販売されていますが、製造方法や含まれる栄養成分の含有量などは実にさまざまです。 昨今、利益や効率を求めるあまり、短期間で大量生産された粗悪な黒にんにくも多く流通しています。 このような背景があることから、黒にんにくを選ぶ際は、価格だけではなく、栄養成分や安全性などの観点も重視しなければなりません。
岡崎屋の主力商品である「純黒にんにく」は、食品安全評価分析センターで実際に商品を持ち込んだうえで、成分分析を行っております。
また、独自の遠赤外線を用いた方法で熟成することにより、甘さが際立った黒にんにくができあがるのです。
実は、黒にんにくに含まれる機能性成分が増える温度帯は決まっています。
一定の温度帯から外れた場合であっても黒にんにく自体はできあがりますが、ただ黒いだけで、S-アリルシステインやアルギニンなどの栄養成分の含有量はほとんど増加しません。
にんにくと比較すると「純黒にんにく」のS-アリルシステインの含有量は約16倍、アルギニンの含有量は約3倍まで増加します。 熟練の職人が、機能性成分が増加する適切な温度と湿度を守り、じっくりと約40日間熟成して作るため、安全性が高いことはもちろんですが品質も安定しています。
季節や時期により、にんにくの違いを見極めながら、にんにく本来の神秘的なパワーを高め、みなさまの健康と美容をサポートする黒にんにくが「純黒にんにく」なのです。
気になった方は、ぜひこちらからお買い求めください!
ここからは、健康増進や美容に効果があるとされている、黒にんにくに含まれている栄養成分を紹介します。
摂取することで期待できる効果も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【黒にんにくに含まれている成分】
純黒にんにくアルギニン含有量:388mg/100g
「アルギニン」は、非必須アミノ酸の一種です。
摂取することにより、血流の改善や免疫力の向上といった、体内を活性化させる効果が期待できることから、健康増進に役立つとされています。
また、アルギニンには肌の調子を整える効果も期待できます。
肌トラブルにお悩みの方や、きれいな肌を維持したいとお考えの方は、特に摂取したい栄養成分であるといえるでしょう。
純黒にんにくポリフェノール含有量:215mg/100g
赤ワインやブルーベリーなどの食品に含まれている「ポリフェノール」は、実は黒にんにくにも豊富に含まれています。
ポリフェノールには「抗酸化作用」という、血管や肌に悪影響を与える活性酵素の増加を防ぐ働きがあり、動脈硬化をはじめとした生活習慣病の防止に効果が期待できます。
健康を気にされている方や、いつまでも若々しくありたいとお考えの方にとっては、ぜひ積極的に摂取したい栄養成分であるといえるでしょう。
「S-アリルシステイン」は、にんにくのみに含まれている栄養成分です。
この成分は、にんにくにはごくわずかにしか含まれていませんが、黒にんにくに熟成させることにより、その含有量は約10倍以上にまで増加します。
ポリフェノールと同様に、S-アリルシステインも抗酸化作用がある成分であるため、動脈硬化や高血圧の防止、疲労感の軽減などに効果が期待できます。
GABAは、自律神経の乱れを整える働きがあるとされている、天然のアミノ酸の一種です。
リラックス効果が期待できるため、ストレスの軽減や睡眠の質の向上などに役立つとされています。
また、糖尿病や高血圧といった生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
結論から申し上げますと、黒にんにくを摂取することによって、身体に重篤な副作用がでることはほとんどありません。
あくまでも黒にんにくは健康食品であり、胃腸への刺激も少ないため、どなたでも安心して食べられます。
ただし、多量に摂取すると、まれに胃腸に不快感や下痢などの症状が起こることがあるため、1日あたり、1~3片ほどを目安に食べることをおすすめします。
黒にんにくは、冷凍・冷蔵・常温で保存が可能です。
保存方法ならびに保存する際に押さえておきたいポイントを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
未開封の状態であれば、製造日から1年の期間で純黒にんにくは常温保存できます。
ただし、黒にんにくが傷むことが考えられるため、直射日光があたる場所は避け、風通しがよく、涼しい場所で保存することを心がけましょう。
また、黒にんにくにゴミや汚れが付着する可能性もあるため、剥き出しの状態ではなく、キッチンペーパーに包んで保存することをおすすめします。
開封後はお部屋の状態により稀にカビが生える場合がありますので心配な場合、カビの生育不可能な温度0度以下の環境(冷凍庫)での保管をお勧めします。
黒にんにくは、冷蔵庫で保存することにより、2~3か月ほどはおいしさを保てます。
安定した温度で保存できるため、暑さや湿気の影響で食品が傷みやすい夏のシーズンには、特におすすめの保存方法です。
ただし、冷蔵庫の中は乾燥しているため、長期間保存すると、黒にんにくに含まれている水分が失われることにより、食感が固くなる可能性があります。
黒にんにくの食感を残したいとお考えの場合は、キッチンペーパーあるいは保存袋に包んで保存することをおすすめします。
冷凍庫であれば、黒にんにくを半年~1年ほど保存することが可能です。
冷蔵保存と同様に、キッチンペーパーや保存袋に入れておくと食感が長持ちします。
また、黒にんにくの皮を剥がさず、なおかつ保存袋の空気を抜いた状態にしておくと、より風味を保てます。
いかがでしたでしょうか。
黒にんにくには、S-アリルシステインやポリフェノールといった、健康増進や美容に効果が期待できる栄養成分が豊富に含まれています。
また、にんにくのような刺激臭も少ないため、口臭が残ることもほとんどありません。
ただし、多量に摂取すると、まれに胃腸に不快感や下痢などの症状が起こる可能性があるため、1日あたり1~3片ほどを目安にしましょう。
おいしい黒にんにくをお求めの方は、岡崎屋の主力商品である「純黒にんにく」の購入をご検討ください。
国内最高級の「福地ホワイト六片種」を使った当社の黒にんにくは、甘さを強みとしているため、酸味が苦手な方であってもおいしくお召し上がりいただけます。
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本記事では黒にんにくの効果に焦点を当て、栄養素や効果などをご紹介してきました。
黒にんにくは体によい!と漠然と思っていた方も、具体的な効果や栄養素を知り、摂取してみようと思ったのではないでしょうか。
黒にんにくには食べ物からしか取れない必須アミノ酸をはじめ、体を作る元となる成分を多く含んでいるので、こまめに取り入れることで健康的な体づくりが期待できます。
最近疲れが取れないという方や、美容の為に黒にんにくを食べてみたいという方は、ぜひ岡崎屋の「純黒にんにく」をお試しください!
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